小樽ショートフィルムセッションとは
小樽フィルムコミッションでは、ロケの支援だけではなく2年に1度、短編映画のコンテスを主催しています。
小樽の実写映像が含まれる10分以内のストーリーがある作品を応募していただいた中から、ノミネート作品を選出し、受賞作品を発表しています。現在、第6回まで開催され、作品はYoutubeで配信しています。
詳細は、小樽フィルムコミッションのホームページを御覧ください。
受賞作品
第6回 テーマ:「なし」※小樽ならではの食べ物をカットに入れること
最優秀賞「3度目の記念日」 制作:東海大学札幌キャンパス早川研究室
恋人のカオリとユズキは付き合って3度目の記念日を迎える。毎年小樽で二人はデートをする約束をしているが、今年は1人。仕方なく、思い出を重ねて小樽を巡ることに・・・
第5回 テーマ:「出会い」
最優秀賞に該当する作品はありませんでした。
第4回 テーマ:「小樽の誘惑」
最優秀賞「海が二番目に好きだ」 制作:「海が二番目に好きだ」製作委員会
女優を目指して上京した未来は、なかなか夢に届かない日々に落ち込み帰郷する。幼馴染の漁師飛馬(ひゅうま)と再会し、故郷での日々を過ごす中で再び旅立ちの覚悟が生まれる。
2013 テーマ:「小樽の○○を思い出す」
最優秀賞「夕泣き」 制作:中鉢 貴啓
美しい風景とラジオがつなぐある街の物語。生きていくのは大変だけど、明日はやってくるから顔を上げる。大事なのは、目の前の景色を記憶すること。優しい音楽に耳をかたむけること。前を向くきっかけなんてきっとそんなものだから。
2011 テーマ:「小樽の○○を訪ねたくなる」
最優秀賞「約束のネイロ」 制作:笹木恵水(セグフィルム)
カラフルな袋を持って、オタルの街を転々と駆け回る男の子。彼は袋の中に、各々の場所で発生している音を集めています。海で、線路で、オルゴール館で、公園で、オタル市場で、教会で・・・彼はもくもくと袋をかかげて走ります。最後に彼が向かった先に待っているものとは・・・・小樽の街にあふれる音と景色をお楽しみください。
2009 テーマ:「なし」
最優秀賞「カモメ」 制作:杉田協士
小樽から10年前に失踪した堀田(40)から同じ写真愛好会メンバーだった前田(42)に「祝津港に来てくれないか」と連絡があった。前田は悩んだ末に他のメンバーと、かつて堀田の恋人だった美姫(40)と連絡を取り、皆が集まった。日暮れまで待つが、堀田は現れることがなく、皆が帰っていくなかで、美姫だけは遠く高台に建つ堀田の姿を見つめていた。