飛行機「北海号」による航空撮影

来年(2026年)、多くの場所で使用されると思われる写真です。大正15(1926)年8月に小樽新聞社の飛行機「北海号」による撮影が行われました。博物館の資料で見る限り、最古の航空撮影です。
「運河完成」から3年、運河両側には倉庫が建ち並び、艀がずらりと舳先を並べています。色内十字街の付近をよくみてみると、拓銀、三菱、第一の各銀行はすでにその姿を現していますが、その左下、三井銀行の場所は工事中です。
運河

その「運河」を南北方向で撮影しています。計画当初の「運河」の姿が現在より南方向に長いことがよくわかります。
花園付近

花園から水天宮を写した一枚には、住宅や商店がびっしりと建ち並ぶ情景が残されています。実はこの地区は、花園銀座商店街、水天宮の参道以外にはあまり写真が残されていません。しかし、この写真からは100年前の小樽の人びとの暮らしが伝わってきます。
手宮の高架桟橋付近

ご利用を希望される方は博物館までご相談ください
撮影から来年で100年。「100年前の〇〇」を企画されている方は、ぜひ一度この写真をじっくりご覧いただければと思います。「運河」を埋め尽くす艀、高架桟橋の周りに浮かぶおびただしい運搬船など当時の小樽港の賑わいを示す絶好の資料と言えます。
