小樽市総合博物館Facebookより
しづか号とアイアンホース号の炭水車の違い
しづか号の炭水車
しづか号の燃料は石炭だったので炭水車の真ん中にスペースがあり、そこに石炭を積んでいました。その周りのタンクは水タンクです。
アイアンホース号の炭水車
しかしアイアンホース号は燃料が重油のため、別にタンクを設置する必要があり、石炭を積むスペースに合わせて重油タンクが載せられています。
さらに制動装置（ブレーキ）の違いにより、アイアンホース号には後ろ側に丸いタンクが設置されています。このタンクは圧縮空気を貯めるタンクで名称は「元空気溜」と呼ばれています。
ではなぜしづか号には付いていないかと言うと、ボイラーで作られた蒸気をそのままブレーキに使用しているのでタンクはついていません。ちなみに、機関車庫三号に格納されている大勝号も同じ蒸気ブレーキなので元空気溜はついていません。
