けあらし
2021年1月24日の朝に小樽の海岸で発生した「けあらし」を、観察したので少し詳しく紹介します。
この日の未明は、全道的に晴れて、放射冷却現象により地面の熱が奪われ、とても低い気温を記録しました。
張碓の高台から見ると、札幌と銭函は晴れているのですが、冷たい空気が流れ込んだ張碓沖の海面で湯気のように霧が発生し、それが小樽港の方へと流れて行く様子を確認できました。朝里の海岸近くも霧が押し寄せていましたが、すこし内陸までは霧が進入してなくて、晴れていました。東小樽の海岸でも、沖合から霧が押し寄せてくるのを確認できました。
観察した場所によって天気が全然違うのですが、全体を見ると発生メカニズムを実感できる興味深い体験でした。