捨てられてしまうモノたち
企画展では、普段の生活ですぐに捨てられてしまう資料を展示することがあります。例えば、写真にあげたような資料がその範囲に入るのではないでしょうか。
洋菓子店「館」の札
なんと「51.3.8」〈昭和51年3月8日か〉という年月が記載!

「北海ホテル」の使い捨てコースター

寿司店「栄六」の箸袋

こうした資料は、店名・販売商品名のみならず、販促品としても利用されるため、趣向を凝らしたデザインであったり、付加情報が得られる場合も多く貴重な歴史資料となります。普段埋もれて消えてゆく運命のモノたちが、後世「歴史の証言者」として表舞台に立つ可能性があるというメッセージも伝えています。