松ぼっくり
以前、お客様から当館で拾った松ぼっくりについて「どの松の木のものですか?」と質問を受けました。風の強い日は、地面にたくさん松ぼっくりが落ちていて目に付きやすくなっています。
本館で拾える松ぼっくりは2種類!
写真に写っているように、一つは卵型で、もう一つは細長い形をしています。
松の木の種類は?
上の写真には2種類の松の木が写っています。
右側に見える背の低い松は「モンタナマツ」で、卵型の松ぼっくりをつけます。左側の背の高い松は「トウヒ」の仲間で、細長い松ぼっくりをつけます。どちらも園芸用に外国から日本へ持ち込まれた松の木です。トウヒの仲間は種類や品種も様々なので自信がありませんが、松ぼっくりのかたちや大きさから「プンゲンストウヒ(コロラドトウヒ)」なのではないかと思っています。
工作にぴったり!
モンタナマツの松ぼっくりは手ごろな大きさで形もきれいなので博物館の工作会でも活躍しています。
市内の公園などにもさまざまな種類の松が植えられています。松の種類によって松ぼっくりのかたちも様々です。見比べてみると面白い発見があるかも?