小樽の海岸でみつけたものとは…
立派なタケノコ発見!
北海道でタケノコといえば笹の細いタケノコですが、孟宗竹(モウソウチク)いわゆる竹のタケノコが2019年6月に、蘭島の海岸に流れ着いていました。
モウソウチクは北海道には自生せず、道南の一部で江戸時代に持ち込まれたものが植生しています。
なぜ、小樽にないはずのものが海岸に流れ着いていたのでしょうか?
海流に乗って…
北海道の日本海側には南から北へ向かって対馬海流が流れているため、北海道よりも南に生息している貝の貝殻や中国や韓国をはじめとした外国の漁具やビンなど、様々なものが小樽の海岸に流れ着きます。
このタケノコもどこか南の方から流れ着いたのかもしれません。(もちろん、誰かが購入したものを近くで捨てただけという可能性もありますが…)
小樽の海岸には魅力がたくさん!
この日はタケノコの他に、海岸に漂着した海藻の下から海岸特有の昆虫を採集したり、赤と青のコントラストがきれいなイソヒヨドリにも出会うことができました。
今回は「タケノコ発見!」というとりとめのない話題でしたが、これからも小樽の海岸に目を向け、自然環境や生き物などの魅力を発信していきたいと考えています。