水辺DEアート

テオプロジェクトでは、小樽商科大学などで構成されるオアソビプロジェクトの支援を受けて、運河公園の噴水にて缶アートを展示しました!

*オアソビプロジェクトは、文部科学省及び国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による補助事業に採択された共創の場形成支援プログラム(COI‐NEXT)の取り組みの一環です。

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■水辺DEアート

太陽の位置、強さ、時間帯、風や雲、見る角度。様々な影響を受け、浮かび上がる絵柄が変わる作品を、運河公園の噴水内で展示しました。(2023年9月16日土曜から約2週間 *すでに終了しています)

スチール缶は北海製罐株式会社より1000缶の提供を受け、アーティストHiNAに制作協力を依頼しました。担当して下さった小樽市産業港湾部 港湾室 港湾業務課の皆様には大変お世話になりました。

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■作品紹介

缶の裏と表を並べ替えると浮かび上がる模様。よーく見ると、波、メール、カモメが見えてきます。日本郵船の建物と当時の役割、目の前に広がる運河、そこで羽を休めるカモメ、などのモチーフから着想を得ています。

時間を変えると、見え方が随分と変わります

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■さくら幼稚園の園児との共作

途中でデザインを一新させて、子ども達が考えたカモメを噴水の中でたくさん作ってもらいました。風が吹いて水面がゆれると、まるで飛んでいるように見える金色のカモメに子供たちも大興奮!

学校法人麻上学園認定こども園さくら幼稚園の皆様、ありがとうございました!
*制作の様子はこちら

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■フォトコンテストも実施しました。

たくさんのご参加ありがとうございました。

*すでに終了しています

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いまでこそ「ひまわり」は約124億円の価値があると言われていますが、それを描いたフィンセント・ファン・ゴッホは、生きている間には全く評価されない画家でした。その中で唯一、その才能を認め、信じて応援し続けたのが弟のテオドルス・ファン・ゴッホ(通称テオ)だと言われています。ゴッホの死後、時代が彼の才能にやっと追いつき、その真価は広く知れ渡りました。

テオプロジェクト-TheodorusProject-は、「いまの地方に必要なのは飛びぬけた才能を持つゴッホではなく、まだ評価されない可能性を信じるテオである」。これをコンセプトに、小樽を中心に様々な企画を試している現代アートチームです。@Theodorus___P

テオプロジェクト

石川啄木と野口雨情が小樽で交差した。もしかしたら小林多喜二も、永倉新八も、伊藤整も交差点を歩いたかもしれない。明治時代の小樽にあった文学の交差点。次はいつ出現し、誰を引き寄せるのか。虚実皮膜。虚像と実像の狭間にある芸術の神髄で遊ぶ。

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