メダル
現在、パリ2024パラリンピックの期間中ですので、本日はメダルに関連した資料を2つご紹介いたします。
’84小樽博覧会の記念メダル
一般から募集し、251点のなかから選出されたシンボルマークが大きく描かれています。
催しにはテーマソングも付き物かと思いますが、石原裕次郎氏の「おれの小樽」、 牧村三枝子氏の「小樽無夢」を思い出される方も多いのではないでしょうか。会期はちょうど40年前の1984年6月10日から8月26日まででした。一日の最高入場者数を記録したのは、8月5日の5万2425人だったようです。
展覧会などの受賞メダル
続きまして、展覧会などの受賞メダル計7つをご紹介いたします。
どうやら撮影者はかなりの実力と才能があったようで、この他にも多数入選、また上位入選しており、ともにご寄贈いただいた新聞にも高評価が記されています。
受賞作品
受賞した写真は大正10年代から昭和初期の小樽市内を撮影しており、しっかり場所も記されています。
第三囬小樽寫眞研究會展覽會(第三回小樽写真研究会展覧会)で「公園の朝」というタイトルで入選したようです。大正11年に小樽公園で撮影されており、その際の受賞メダルが上段左端のものです。
かつての小樽がわかる資料であることはもちろん、撮影者が小樽の風景から長方形に切り抜いた1枚と考えるとロマンチックに見えてきます。写真を撮らず記憶に焼き付け、独り占めするのも良いですが、それぞれの感性や視点で捉えられた写真もやはり素敵だと感じさせられます。