旧日本郵船の防寒対策
昨今の北海道の家は世界的にみても断熱性能が高く、冬でも室内環境は快適です。冬だからこそ暖かい部屋でアイスを食べる方々もきっと多いでしょう。
旧日本郵船株式会社小樽支店の防寒対策

さて、100年以上前に建てられた旧日本郵船株式会社小樽支店でも小樽という土地を考え、防寒対策がとられていました。そこには現在では普及している効果的な設備が多数みられます。
風除室

入口には風除室が設けられており、ドアクローザーによって扉の開け放しを防ぐ設えになっています。
木製のハンドル

また、窓を開くためのハンドルは木製であり、外側の寒さが伝わりづらくなっています。窓は二枚のガラスを合わせた複層です。暖房にはラジエーターが用いられています。
主に道外で活躍していた建築家が北海道の気候に合わせて、設計もしくは現場での変更をしていくのは、簡単なことではありません。そこに設計者佐立七次郎の優れた能力が想像できます。
