小樽駅から旧日本郵船へのおすすめルート!
2025(令和7)年4月25日から、保存修理工事によって休館していた「国指定重要文化財 旧日本郵船株式会社小樽支店」が再び展示公開を始めます!そこで、小樽駅から歩いて旧日本郵船株式会社小樽支店まで行く際のおすすめのルートをご紹介させていただきます。
①小樽市総合博物館 運河館(小樽駅から徒歩10分)
運河や小樽の街並みをはじめとした小樽の歴史や自然について知ることが出来ます。小樽の歴史を知ってから歩く街並みは入館する前とはまた異なる魅力が感じられるかもしれません。
②北運河を横目に北へ進もう
小樽駅から坂をくだった先に広がる運河は幅の一部が歩道として整備されています。北へ進んでいくと運河の幅が広がります。この北運河の幅は当初の40mであり、運河として利用されていた時代の様子を垣間見ることができます。
③旧北海製缶第3倉庫(運河館から徒歩5分)
北運河沿いを北進すると、歴史を感じる不思議な工場のような建物がみえてきます。

1924年竣工の旧北海製缶第3倉庫です。竣工当時としては最新のシューターや貨物用エレベーターなどの設備が備えられています。そうした機械設備が外部の運河側に集約されており、運河を利用して運搬をする上でとても機能的です。イベント利用などの活用が今後期待できる場所でもあります。
④旧日本郵船株式会社小樽支店(運河館から徒歩12分)

HP:https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2025012900030/
運河や歴史的建造物に指定されている木骨石造の倉庫などを眺めながらさらに北進すると歴史を感じられる大きな建物が現れます。旧日本郵船株式会社小樽支店です。この建物は明治39年に竣工した西洋建築様式を取り入れた重要文化財であり、中に入ると明治の技術や格式高い意匠が光る空間が広がります。

もう少し歩いてみると
さらに、旧日本郵船から徒歩5分で、鉄道を中心とした展示や様々なイベントが開催される小樽市総合博物館本館もあります。このように徒歩で街の歴史ある雰囲気を感じながら観光ができる点も小樽の魅力です。
さて、ここまで歩いた後は違う道を通って戻ってもよし、バスで小樽駅方面まで戻って駅周辺を散策するのも楽しそうですね。