昭和20年代の小樽駅前
戦後、昭和20年代の小樽の市街地の様子を紹介します。
中央通
まずは小樽駅前の中央通、現在の長崎屋の港側から運河方面を撮影したものです。

宣伝のポールには「歓迎 国体スキー大会」とあり、昭和27(1952)年3月5日から9日の間、天狗山を会場に行われた「第7回国民体育大会」のものでしょう。気象庁の記録を見る限り、この年は例年並みの積雪量であり、3月上旬の開催時期の写真としては雪が少なすぎます。かといって、終了後に横幕などは撤収したでしょうから、3月下旬とか4月ということはないでしょう。となると、歓迎ムードを盛り上げるために前年の暮れに撮影したものではないか、と考えられます。
現在のローソン駅前店の場所に拓銀支店があり、その横には菓子の卸・小売りの小倉商店、さらに奥には北海ホテルが見えています。小倉商店には森永キャラメルの広告が見えますが、その奥にはフルヤキャラメルの広告がみえていて、そこが都通り(梁川通)の入り口です。
小樽駅
同じ時期に撮影された小樽駅。こちらはあまり変化がありません。

小樽は日本の近代史を語る上で重要な場所ですが、戦後においても、特に昭和20年代の小樽は注目すべき部分が多いです。
