博物館70年の歩み⑤博物館友の会
小樽市博物館の開館と初期の運営に尽力された「設立準備委員会」のメンバーが中心になり、開館翌月には「博物館協力委員会」が設置されました。
さらに開館3年後、学芸員が配置され、調査研究、展示普及などの事業を担うようになると、博物館活動のバックアップをするため、市民一人一人の力を結集し、「博物館友の会」(仮称)の設立が計画されました。その発起人には、前記の設立準備委員•協力委員の方々が中心になりました。このような組織は道内では当時あまり例がなく、発起人は夜分に何回も博物館に集まり、会則原案、事業計画、予算案を検討する一方、会員募集も併行しておこなわれ、発起人それぞれ自分の周囲からひろめていきました。
そして昭和34(1959)年7月、「小樽市博物館友の会」が設立されます。
私のコレクション展
発足の翌年昭和35(1960)年2月には、当時、小樽市の繁華街にあった丸井デパート小樽店催場で、友の会主催『私のコレクション展』が開催されています。

これには、会員所蔵のコレクションの公開でしたが、開館まもない博物館と博物館友の会のPRをかねたものでした。目録によると出品の分野も多様で、入場者5,000名の大成功であり、新聞によれば今後もこの種の催しを企画したいと友の会会長がのべています。

なお、初年度の正会員(個人)は123名でした。
