機関車庫三号の内部
夏期開館中は、国指定重要文化財である「旧手宮鉄道施設」の機関車庫の内部をご覧いただけるようになっております。
建物の内部にも注目!
歴史ある機関車が格納されている様子を見ることができますが、その際はぜひ建物にも目を向けてみてください。

写真は、機関車庫三号の内部の様子です。内部から建物を見ると鉄骨の柱を見ることができます。これは保存修理工事の際に新設したもので、建設当初からあったものではありません。
機関車庫三号は、平成13年に国の重要文化財の指定を受けた後、平成18年~21年にかけて保存修理工事をしました。

工事では、鉄骨の新設のほか、地中への杭打ちなど構造補強工事を行っています。

建設当初の姿への復原
また、建設当初の姿を大切にするため、後年に撤去されていた煙突の復旧や、越屋根の開口部についても当初のガラス窓へ戻す復原が行われました。越屋根は煙突撤去後に排煙機能を担うガラリへと変更されていましたが、今回の修理で建設当初の意匠に復旧しています。当初のつくりを大切にしつつ、今の技術を組み合わせながら守り続けています。
この建物がどのように手をかけられ、未来へ繋いできたのか感じていただけたら嬉しいです。
